カズーの映画感想ブログ

映画をゆるく独断と偏見で紹介

ザ・アウトロー

原題:DEN OF THIEVES

監督:クリスチャン・グーデガスト

出演者:ジェラルド・バトラー50 Cent

上映時間:140分

 

〜48分に1回は銀行強盗が起こるロサンゼルスでのクライムアクション〜

銀行強盗が多発するロサンゼルスで保安官ニック(ジェラルド・バトラー)はドーナツ屋での銀行輸送車強盗である大型の銀行強盗の計画を知る。

それは様々な未解決銀行強盗の容疑者であるメリーメン(パブロ・シュレイバー)一味であり、彼らはどこからか3000万ドルを盗み出そうとするものであった。

メリーメン一味が練る精密で綿密な計画とニックたちの攻防が始まる…

 

 

以下一部ネタバレあり

 

 

 

 

 

 

 

概要

「300」のジェラルドバトラー主演で監督は「エンドオブキングダム」の脚本で今作が初監督のクリスチャン・グーデガスト、助演男優に50 Centによる「ヒート」のようなクライムアクション。

 

作品特徴

 

ジェラルドバトラー主演の段階で凄い安心感とどんぱちが予想されていたがやはり後半の銃撃さんは良かった。

しかし今回は銃撃戦自体は後半の10分くらいだけで銃撃戦がメインというよりメリーメンやニックのキャラクターや計画に焦点を当ててるような印象を受けた。

所々荒いところはあるがニックとメリーメンがガンショップやホテルらしき所などで少しずつ近づいていく所は緊張感があり、ラストのバーのラストは少し伏線が弱いと感じながらも「ソードフィッシュ」をみた時のようなやられた感があった。

 

それぞれのキャラクター

 

ニックのキャラクターもガサツで常にオーバーリアクションでありながら捜査の指揮を取り、ベテラン刑事感がでて、自分はこういったキャラは好きだがあまり評判は良くなさそう笑

途中浮気がバレて離婚のシーンがあったが後半に何か復縁とかの展開があるのかと期待していたが特になく、それにしてはそのシーンが長く感じた。

メリーメンに関しては軍隊上がりで無抵抗の一般市民には絶対攻撃しないのでギャングの銀行強盗との違いは出ていたが、キャラクターの掘り下げはもう少し欲しかった。

 

全体を通して

全体的にコメディ要素はなくシリアス全開と登場人物のほとんどがゴリゴリの男で熱い映画ではあるが少し重たい印象。

しかし、銀行強盗の流れはスムーズでグダグダと計画を練るシーンが続くわけではない。

銃撃シーンも「ヒート」まだはいかないまでも白熱しながら撃たれた場面ではすごく痛そうな演技がいい。

ただよく言われていることだが邦題が薄っぺらくてB級映画の印象を与えてしまうが骨太なクライムアクションである。

現在、Amazonプライムで公開中なので是非見てほしい。

 

 

追記

アクション映画はどこがどうが説明するのが難しい笑笑